当山は市内唯一の弘法大師を宗祖とする真言寺院で、九州八十八ケ所、百八霊場の第七十九番札所となっております。
この善福寺の歴史は古く、鎌倉時代末期に宗家松浦(今福松浦家)の祈願所として寺上の地に創建され、松浦氏の始祖を祀る今宮神社の別当寺(神職が祀りを兼ねる寺)となっておりました。
その後、時を経て江戸時代の千七百年頃、幕府旗本今福松浦家、第二十三代当主豊公の助力を得て、仏坂の地に下り、松豊山善福寺として中興開山されました。松豊山の号は、公を敬い御名の「松浦源豊」をもって命名したものです。
本堂入り口に掲げられている額には「枩豊山」の号とともに「源豊」の名が刻まれており、開山時の今福松浦家との関わりを知ることが出来ます。又本堂には、創建当時の歴史をかたる県指定文化財の「善福寺鰐口」が有りますので是非ご覧下さい。
毎年地元の方々にご参拝いただき、喜んでいただいています。今、混迷の世の中ではありますが、だからこそ真言の祈る心は今を生きる私たちにとってとても大切です。
本年も開催致すこととなりました、どうぞお参りお越しくださいますようお願い申し上げます。
当寺院にふるくから伝わる鰐口(長崎県指定文化財)の紹介
気軽におめぐりが出来る八十八ヶ所霊場とパワースポットのご紹介
年間行事と諸祈願、供養
善福寺の四季の風景
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